脳梗塞の訪問治療

このような症状は
ございませんか?

  • 身体が不自由で通院できない
  • 箸が使えない
  • 歩き方がぎこちない
  • 片方だけ視野が狭い
  • ぐるぐる回った様なめまいがする
  • 食事中よくむせる
  • うまく言葉が出ない時がある
  • 体の片側だけしびれる
  • 唾液が多く出る

その症状、もしかしたら
脳梗塞の後遺症かもしれません

一人で悩まず
専門家の診察を受けましょう

五十嵐ヒーリング整骨院なら

  • 患者様に親身に寄り添い、初診でしっかり問診を行います
  • 検査結果をもとに鑑別診断し最適なリハビリ計画を立てます。
  • 脳梗塞専用の鍼治療(醒脳開きょう法)を用いて治療します。
  • 最新治療機器(アキュスコープ)を使用し痙縮や拘縮にアプローチします。
  • PNFを行い神経と筋肉の連動を取り戻します。(家庭用冊子・動画の配布)
  • メタトロン体を客観的に評価します。(こちらはオプションになります)

早期の治療開始が
症状改善へ繋がります
一緒に頑張りましょう

症例

2020年4月 右橋アテローム血栓性脳梗塞を発症(20年程前に左の脳出血の既往もあり)

2020年9月 当院でのリハビリを開始

メタトロンの測定結果(左脳)

リハビリによる歩行の変化

当院の治療方法

STEP 1

同意書の発行

訪問治療を行う際には、医師の同意書が必要になります。
かかりつけの病院にて同意書を発行して頂きます。
※訪問治療は通院が困難な方が対象となります。

STEP 2

初回治療の予約

同意書を取得できましたら治療を開始できます。

お電話(0234-43-6436)メール問い合わせよりご連絡を頂き、日程の調整を行います。
訪問治療が可能な範囲は当院から車で約10分くらいの距離までです。
距離的に訪問の難しい方には当院と提携している鍼灸師・あんまマッサージ指圧師の先生をご紹介します。

STEP 3

問診・状態確認

脳梗塞を患った方の多くは基礎疾患を抱えていますので、まずはお体の状態をチェックします。

初回はご家族の方が同伴で来院して頂けると確認事項に漏れがなく安心して施術に入れます。

確認事項

  • 現病歴・・・いつ発症してどのような検査を行って治療を行ったか。
  • 梗塞タイプ・・・心原生脳塞栓症アテローム血栓性脳梗塞ラクナ梗塞。重症度や治りの良さが異なります。
  • 既往歴・・・過去にも脳梗塞を患ったことがあるか(10年で2人に1人が再発するそうです)
  • 基礎疾患・・・高血圧・糖尿病・高脂血症
  • バイタルチェック・・・血圧や脈拍などが基準値に収まっているか
  • 服用中の薬・・・血液サラサラの薬を服用しているか(鍼を刺した時に血が止まらなくなります)

これらをもとに目標(歩けるようになる、介助なく日常生活を送れるようになる、仕事に復帰する、車の運転をできるようになる)を設定します。
お体の状態を見て現実的な目標を立てます

STEP 4

鍼治療(醒脳開きょう法)

鍼治療の中でも脳血管障害の際に行う醒脳開きょう法を用います。

東洋医学では脳卒中のことを「中風」と表現します。
中とは「ぶつかる、当たる」という意味です。

さらに「証」と言ってタイプ別に分類してそれぞれに合ったツボを刺激します。

  1. 心火亢盛型
  2. 肝陽上亢型
  3. 腎水虚損型
  4. 痰熱過盛型
  5. 気虚型

STEP 5

アキュスコープ

脳梗塞発症後2~3か月すると痙縮(けいしゅく)という症状が現れることがあります。痙縮とは手や脚が突っ張ってこわばり動かしにくくなることで足のつま先が下や内側を向いたり(内反尖足)手がぎゅっと握られて開かなくなったりします。
これは脳内で新しい神経伝達のネットワークを作る際に誤ったネットワークができる為に起こるとされています。
痙縮が続くと関節自体が固まる拘縮(こうしゅく)を起こします。

当院では最新の電気治療器であるアキュスコープを使用して痙縮を起こしている筋肉を刺激します。

STEP 6

PNF

PNFとは「Proprioceptive Neuromuscular Facilitation」の頭文字を取った名称で、日本語では「固有受容性神経筋促通(法)」といいます。

脳梗塞で障害を受けた神経と筋肉との連携を取り戻すために行います。
その際負荷をかけて固有受容器と呼ばれる体のセンサーに刺激を入れるために2人で行っていきます。
ご自宅でもリハビリをするので初回時にはご家族の方にも指導致します。

STEP 7

セルフケア

PNFは早期から始めるほど効果が高く毎日根気強く行うことが大切です。そして2人で行う為ご家族の協力が欠かせません
なるべく継続できるようにチェックシートをお渡ししています。

また確認用の資料と動画をメールで送信します。

脳梗塞の後遺症
ついての基礎知識

脳梗塞には3つのタイプがあります

1.アテローム血栓性脳梗塞

アテロームとは血管にコレステロールが溜まったもので、「中大脳動脈」「後大脳動脈」などの太い血管で起きます。
したがって梗塞が起きると広範囲で脳細胞が死滅します。
前兆症状でTIAが起こりやすいです。

2.ラクナ梗塞

ラクナとは「小さなくぼみ」という意味で、文字通り小さな梗塞です。
「せん通動脈」という髪の毛ほどの太さの血管が詰まり、梗塞の範囲は1.5㎝以下と小さいです。
ある程度の年齢になると症状がなくてもラクナ梗塞が起きている方もいらっしゃいます。

3.心原性脳塞栓症

主に心房細動によって心臓(左心房)の中で血液がよどみ血栓ができ、それが脳の太い血管(中大脳動脈など)に詰まります。
太い血管に詰まるので、上記の2タイプに比べて重症になりやすいです。

10年以内に2人に1人が脳梗塞を再発します

10年間で49.7%の方が脳梗塞を再発するというデータがあります。(初回に発症してから1ヶ月以内の再発が最も多いです)
また再発を防ぐ為に血栓を出来にくくする為に薬を服用したり、高血圧・糖尿病・脂質異常症などを上手に管理する必要があります。

夏や季節の変わり目に多く発症します

夏は汗をたくさんかくので、脱水状態になりやすく血液が濃縮されて血栓ができやすくなります。
季節の変わり目は気温の寒暖差によって血管の収縮と拡張が起きますが、上手く行えない場合には梗塞が起きやすくなります。

TIAは発症すると3ヶ月以内に6人に1人が脳梗塞を発症します

TIA(Transit Ischemic Attack)は脳梗塞の前兆症状です。
血栓が一時的に脳動脈に詰まり脳梗塞の症状がでますが、血栓が小さかったりすると数分~数十分で溶けて症状が治まります。
TIAが起こると3ヶ月以内に6人に1人が脳梗塞を発症するため、病院を受診しましょう。

毎日のPNFによって生き残っている神経の迂回路ができて
麻痺が改善する可能性があります

PNF(Proprioceptive Neuromuscular Facilitation)は「固有受容性神経筋促通法」といい、拘縮が起きた場合には必須のリハビリです。
脳梗塞で障害を受けた神経と筋肉との連携を取り戻すために行い、その際負荷をかけて固有受容器と呼ばれる体のセンサーに刺激を入れるために2人で行っていきます。
上半身と下半身に分けて行います。

脳梗塞を疑ったら「FAST」でチェックしましょう

脳梗塞のチェック方法にFASTがあります。

F:Face(顔の麻痺)
 「イー」と言ってもい、片方の口が下がってない

A:Arm(腕の麻痺)
 前ならへをして掌を上に向けて、そのままキープしてもらい腕が下がってこない

S:Speech(言語障害)
 ろれつが回っていない

T:Time(時間)
 脳梗塞は時間との勝負になるので、脳梗塞が疑われたら出来るだけ早く救急車を呼びましょう

脳梗塞は寝たきりの一番の原因です

寝たきりの原因の1位は脳血管疾患です。

また2位の認知症も脳梗塞と関係しています。
脳梗塞発症後に起こる認知症を「血管性認知症」と言います。
再発を繰り返すほど症状が悪化し、後遺症の為に体を動かさないでいるとさらに進行します。
※脳卒中を起こしたことがある方はない方に比べて約9倍認知症になりやすくなります。

発症後6ヶ月以降の生活期になっても回復する可能性があります

リハビリは

1.急性期(2週間~1ヶ月)
2.回復期(5~6ヶ月)
3.生活期(6ヶ月以降)

という順番を経て、それぞれでメニューと目的が異なります。

入院によるリハビリは現在180日までとされており、当院が対象とするのは、発症後6ヶ月以降の生活期の方となります。
以前は生活期に入ると改善は難しいとされて来ましたが、最近では回復する可能性があることがわかっています。
実際当院で治療を行った方も発症後6ヶ月以降(再発例)でしたが、仕事復帰できるまでに回復されました。

よくあるご質問

脳梗塞の回復は時間との勝負ですので、時間が経つと改善の可能性も少なくなります。
発症後数年以上経っていると改善が難しい場合があります。
発症部位・再発例かどうか・年齢なども改善できるかどうかの重要な項目です。

脳梗塞に特化した、鍼治療です。
東洋医学では脳梗塞の事を「中風(ちゅうふう)」と言います。
また原因を5つのタイプに分けて、タイプに応じたツボに鍼を刺します。

当院(酒田市西野町)から車で10分くらいの範囲とさせて頂いております。
遠方の方には提携している鍼灸・マッサージ師の先生ご紹介できる事がありますのでご相談ください。

往診代も含めて350円~500円くらいです。(健康保険の負担割合と距離で決まります)

また、障害者手帳をお持ちの方は、0円で治療を受けられます。
酒田市在住で70歳以上の方は「ほっと福祉券」をご利用頂けます。
市役所福祉課にて身分証を提示すると年間で6,000円分(1,000円券を6枚)発行してもらえます。
※1回の治療で1枚使用可能ですがおつりは出ません。

はい、当院は整骨院も運営しておりますので、腰痛・坐骨神経痛・変形性関節症などで歩行困難な方も対応可能です。

症状によりますが、概ね週に2回くらいだと考えております。

訪問鍼灸・マッサージは健康保険を使用しますので、介護保険の枠を心配する必要はありません。

必要な道具はこちらで全て準備しますので、特にご用意頂くものはございません。

約20~30分です。

鍼は西洋医学と別の捉え方で脳梗塞を治療していきます。

基本は服薬や基礎疾患の管理・リハビリとなりますが、そこに+αで鍼治療を加えることでより効果が出ると考えております。

1日10分もあればできますでので、毎日行うと効果があると思います。

女性鍼灸・マッサージ師もおりますので、ご希望の方は初回予約時にその旨お伝え下さい。

はい、施設への訪問治療も可能です。
ただし、新型コロナウイルス等で施設への出入りが禁止された場合はその期間中はお休みとなりますので、申し訳ございませんが予め御了承ください。

脚の拘縮は、脳梗塞後遺症でよく見られるもので、歩行の異常は他の場所へ負担をかけます。

改善の状態を診て、歩行の指導や治療も行います。
具体的には歩行のメカニズム(ヒールストライク・フラットフット・トゥーオフ)を取り戻す為に動画を撮影して指導を行い、足の骨(足根骨)のズレをアクティベーターと呼ばれる器具で調整します。

できれば鍼も行うと治療効果が高いですが、苦手な方もいらっしゃいますので、その場合にはマッサージのみでも可能です。