エヘン虫は自律神経が乱れている証拠?
2019年12月28日
皆さんの周りにもよく咳払いをする方はいらっしゃいませんか?
よく「エヘン虫」などと言いますが、これは自律神経が乱れている方に多く見られます。
別名「ヒステリー球」と呼んだり、東洋医学の世界では「梅核気」と呼ばれていました。
(梅の種が喉に詰まっている気がするからです。)
他に自律神経が乱れていると起こる症状は?
エヘン虫だけでなく他にも自律神経が乱れているとおこる症状があります。
1.手足の平に汗をかいている。
人間の器官のほとんどは「交感神経」と「副交感神経」があってアクセルとブレーキの様にコントロールしていますが、汗腺には交感神経しかありません。
交感神経が優位になって緊張状態にあると手足に汗をかきます。(特に手足の汗腺はそれが現れやすい場所です。)
2.車のヘッドライトがまぶしい。
通常夜になって暗くなると、瞳孔は開いてたくさんの光を取り入れます。
逆に明るいと瞳孔をしぼって光を制限します。この瞳孔の開閉は自律神経が行っており、開くほうは交感神経が担当しています。
ですのでライトが当たって瞳孔を閉じようとしているのに交感神経が優位になっていると開きっ放しになりまぶしく感じます。
※マンガでびっくりすると目を見開いているのは交感神経が優位になっていることを表現しています。
3.早朝覚醒
不眠にもいろいろなタイプがありますが、特に朝方4時や5時に起きてしまうタイプが多いです。
しかしこれは元々早起きの方もいらっしゃるので一概には言えません。
睡眠に関係する「メラトニン」というホルモンがあり、これは日光の量と関係します。
特に冬の東北は日照時間が身近い為睡眠のリズムが乱れやすくなります。