クラニオセイクラルセラピー 脳脊髄液
自律神経の不調
2019年11月12日
当院で行っているクラニオセイクラルセラピーは脳や脊髄をを栄養している「脳脊髄液」のかん流を促す目的でも行います。
頭蓋骨は一分間に約10回ほど膨らんだりしぼんだりしています。これをCSR(クラニオセイクラルリズム)と言います。CSRは呼吸のリズムとはまた違うものです。私自身が実際に触ったことはありませんが、脳卒中や多動症の方はクラニオセイクラルリズムがものすごく早くなるそうです。
このポンプの作用によって脳脊髄液を脊髄の方まで行き渡らせて、また脳に戻ってくる事ができます。逆にこのポンプ作用なくなると脳や脊髄の栄養が失われて様々な症状が現れます。鍼灸でいう所の「任脈」や「督脈」という経絡が脳脊髄液が流れている部分とリンクしている事から何らかの関係があるのではないかと思います。