クラニオセイクラルセラピー 下垂体ホルモン
自律神経の不調
2019年11月12日
当院で行っているクラニオセイクラルセラピーは「内分泌系」と呼ばれるホルモンに関しても作用すると習いました。
脳の中でホルモンを多く出す場所があり、そこを「下垂体」と言います。下垂体は視床下部と連携して次の6つのホルモンを放出(抑制)します。
1,成長ホルモン・・・骨や筋肉などを成長
2,プロラクチン・・・乳汁を産生
3,副腎皮質刺激ホルモン・・・副腎皮質ホルモンの分泌を促す
4,甲状腺刺激ホルモン・・・甲状腺ホルモンの分泌を促す
5,卵胞刺激ホルモン・・・女性では卵胞の発育を促進させ、男性では精子の形成を促す
6,黄体形成ホルモン・・・女性では黄体の形成や排卵の誘発、男性では男性ホルモンの分泌を促す
下垂体は頭蓋骨の中の「トルコ鞍」というくぼみの中に収まっています。このトルコ鞍は「蝶形骨」という骨の一部ですので、蝶形骨を調整することで下垂体へアプローチします。
今年行った解剖実習で下垂体の実物を見ることができましたが、豆くらいの大きさでここだと説明をされないと分からない様な小さい所でした。