クラニオセイクラルセラピー 蝶形後頭縫合

当院で行っているクラニオセイクラルセラピーは全てを行うと1時間くらいかかってしまいますので、普段の治療では要点を絞って行っています。

頭蓋骨は23個のパーツがパズルの様に組み合わさって出来ています。

つなぎ目の部分を「縫合」と言って、その形状はギザギザとしていて凸と凹がかつっとはまっています。この縫合部分の動きが悪くなると自律神経症状や様々な不調が現れるとこの治療法では考えています。

特に重要な縫合が「蝶形骨」という骨と「後頭骨」という骨の縫合で、そのまま「蝶形後頭縫合」といいます。

ここの動きが狂うと他にもしわ寄せが来て全てがだめになってしまうし、逆を言えばここの縫合の動きを良くすることが出来れば他の縫合の動きも良くなります。

この治療法は体の痛みがある方にも使います。

長期間痛みにさらされていると、気分も落ち込んできます。また血圧をコントロールするのは交感神経ですので、ストレスが緩和される事で血流がアップし血液によって組織が栄養され、また老廃物が除去されやすくなります。

ですので当院では腰痛や首の痛みの方にもこの治療を行うことがあります。