腰痛の神経学的検査ー感覚
腰椎椎間板ヘルニア腰痛・坐骨神経痛
2019年11月5日
腰痛の原因として多いものとして椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などがあります。
どちらも神経症状を伴いますので、腰痛の患者さんが来院された際には神経学的検査を行います。
神経学的検査は全部で3つあります。
1,筋力の検査
2,感覚の検査
3,反射の検査
腰から出ている神経をチェックする時には足を診ます。
よく障害される場所は大体決まっていて、第4腰神経・第5腰神経・第1仙骨神経です。
それぞれの神経は担当エリアが決まっていてそこの感覚をチェックすることでどこで障害されているかをある程度特定することができます。
第4腰神経→足の内側
第5腰神経→足の中央
第1仙骨神経→足の外側
感覚は一般的には鈍くなることが多いのですが、急性期では逆にピリピリする事もあります。