生理の時の腰痛

生理時に腰痛になる方がいらっしゃいます。また脚の付け根(鼡径部)太ももの骨の横の出っ張りに痛みが出る事もあります。

女性は産道を確保するために生理時にはホルモンの影響で腰の関節が緩むようにできています。

これはこれで良いのですが、グラグラと安定しないので周りの筋肉が頑張って動かないようにしています。

これらの筋肉がくっ付くところが大転子という横の骨の出っ張りです。

ですので腰自体も痛むのですが、二次災害としてそういったところにも影響がでます。

ちなみに出産が二回以上あるとグラグラした骨同士がぶつかって痛みがでることがあるのですが、これはレントゲンを撮ると両方の関節が白くなっていて三角形ができているのでわかります。

出産経験のある方にはこのような可能性も考えて治療を行います。