分離症
腰椎椎間板ヘルニア腰痛・坐骨神経痛
2018年6月4日
最近腰椎分離症による腰痛でお悩みの方が多く来院されています。
分離症はそれだけならまだ大丈夫ですが、分離してずれたり、ずれた椎骨の上の椎間板が引っ張られて負担がかかります。そしてそれぞれ分離+すべり症、分離症+椎間板ヘルニアとなる事が少なくありません。特に分離すべり症は脊柱管狭窄症へ移行しますので注意が必要です。
幼少期の骨への過度のストレスが原因になり、運動量の増える高校で悪化させるパターンが多い様に感じます。体操やバレエなど反るものに多く、捻る動きが多い種目にも多いです。ですので来院された方にはこういった予想される経過をすべてお話して今後の治療計画を一緒に立てていきます。
具体的には分離症は当院で対応できますし、分離すべり症は診断をレントゲンを撮って4段階で判定して1度まででしたら対応できます。2度は微妙な所です。
分離症は通常斜めからレントゲンを撮りますが、横から撮ったものでも確認できます。また正面からのものも参考になりますのでデータをお持ちの方は来院時にご持参頂ければと思います。