貧血

駅伝や陸上部の選手に多いのが貧血です。

その理由は足の裏で赤血球が潰れるからです。

赤血球の中にはヘモグロビンが含まれますが、これはヘム（鉄）とグロビン（タンパク質）が結合してできたものです。

ヘムは血色素を持っているため、血は赤く見えます。

逆を言えば、血がピンク色に近い場合はモグロビンが少ない、すなわち貧血の可能性があります。

男性：13g/dl

女性：11g/dl

以下で貧血となります。

※数値が高い場合は多血症が疑われます。喫煙者やストレス過多の人がなりやすいです。

特に女性は生理によって失われる分もありますので注意が必要です。

症状としてはめまいやふらつき、また酸欠状態なので頭痛が出ることもあります。

簡便な検査方法として、あっかんべーをして目の裏（眼瞼結膜）が白っぽくなっていないかをチェックします。

もしも心当たりがある方は、一度病院で血液検査をされる事をおすすめします。

貧血と診断されると鉄剤を服用して、食生活では鉄分を多く摂るようにします。

数値が良くなっても、フェリチン（貯蔵鉄）が戻るまで治療します。