五十肩

五十肩の正式名称は「肩関節周囲炎」と言います。

凍結肩とも呼ばれ、肩を包む膜(関節包)が脇の下の所でくっついてしまいます。

その癒着を剥がす為に、多少痛くても頑張って動かしましょうという指導をされる様ですが、中には無理に動かすと悪化する五十肩もあります。

それが「腱板断裂」です。

腱板とは肩のインナーマッスルが骨にくっつく所で、特に棘上筋(きょくじょうきん)が断裂しやすいです。

痛くても無理に動かすと断裂部位がさらに広がる恐れがありますので、どのタイプかをしっかりと鑑別する必要があります。

肩の痛みの原因は他にもあります。

・インピンジメント症候群

・上腕二頭筋長頭腱炎

・三角筋下滑液包炎

特に上腕二頭筋長頭腱炎はこれからの季節、雪かきで痛くする方が多いです。