【症例】音が大きく聞こえる
自律神経の不調
2022年6月9日
音が実際よりも大きく聞こえてしまう方がいらっしゃいました。
これは「鼓膜張筋」の過緊張が考えられます。
鼓膜張筋は鼓膜にくっついていて、鼓膜のテンションを調節しています。
そしてこの鼓膜張筋は脳神経の一つである顔面神経がコントロールしているので、神経に不具合があると音が大きく聞こえたり、逆に小さく聞こえることもあります。
この方は過去のケガで左頬に金属が入っていて、顔面神経が脳から出て鼓膜に至るまでのルートで障害されていると思われます。
金属が入っていなくても神経が過剰に興奮すると同様の事が起こることがあり、当院ではクラにオセイクラルセラピーやアキュスコープで対応しています。