仙尾関節(せんびかんせつ)

尻餅をついたり、硬い床に長時間座っていたりすると尻尾がずれる事があります。

仙骨と尾骨(しっぽ)は1つの骨ではなく関節で繋がっていて、仙尾関節と言います。

ほとんど動かない「半関節」という関節ですが、逆に言えば少しだけ動きます。

雪道で滑って尻餅をついたなどの衝撃はもちろんの事、朝礼で体育館の硬い床に長時間体育座りをするなどの持続刺激でもズレる事があります。

もともと仙骨は仙椎という骨が成長の段階でくっついたものなので、特に子どもはズレやすいです。

これは骨折ではなく関節のズレなので、位置を治してあげれば改善します。

当院ではアクチベーターやSO Tブロック、アキュスコープを用いて治療します。

※座れないなどの強い痛みがある場合は骨折の可能性があります。